大根公民館 軽便(けいべん)鉄道を再現 8月末まで模型展示
大根公民館で市内南矢名在住の二見允久(のぶひさ)さん(74)が製作した軽便鉄道の模型(全長約160cm)が展示されている。
軽便鉄道とは1910年代に秦野で活躍した鉄道。葉たばこの輸送が主な目的で、25年間ほど秦野と二宮の間を運行していた。その後、小田急線の開通、自動車運送の普及などにより1937年に廃線になった。
二見さんは「子どもと大人が一緒に語れる話題になれば」との思いでこの模型を製作した。まず初めに資料をかき集めたが、手に入ったのはモノクロ写真6枚ほど。設計図もない中、写真を見ながら図面を描き、材料はそうめんの木箱や、年賀状、厚紙など身近にあるものを使用。かかった費用は801円、製作期間は半年ほどだという。
この模型は8月31日(金)まで同館で展示されている。
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