鶴巻クラブのメンバー
２０１２年度関東ママさんバレーボール大会（９人制）県予選会の決勝が７月28日、相模原市立総合体育館で行われ、市内から出場した「鶴巻クラブ（横山和恵主将）」が初優勝を果たした。同チームは県代表として、千葉県浦安市運動公園総合体育館で９月15日に開催される関東大会に出場する。
鶴巻クラブには現在32歳から52歳までの約20人が所属。過去には、２年前の県大会で３位入賞の経験もある強豪チームだ。
持ち前の拾ってつなぐバレーに加え、「今年はアタッカー４枚がそろい、どこからでも攻撃できるようになった」ことがチームの強さの理由だという。
それを証明するように、７月14日の平塚地区の予選会では、４試合をすべてストレート勝ち（21点制・２セット先取）という圧倒的な強さでブロック優勝を果たした。
県大会では、29チームが３ブロックに分かれ、３つの県代表の座を争った。
１回戦を順当に突破し迎えた２戦目は、レシーブが強く試合運びが巧みな「苦手なタイプ」という藤沢のチームと対戦。立ち上がりはなかなかポイント差がつかない展開も、ここから攻撃陣が活躍。最終的に21―13、21―18のストレート勝ちで勢いに乗った。
この日の４試合目となった決勝戦では、川崎のチームと対戦。
第１セットは19―21で、地区予選も含めて初めてセットを奪われる苦しい出足。第２セットも、互いに１ポイントずつ奪い合うような展開で、終盤までもつれこみ逆に21―19で奪い返した。「こちらは平均年齢40歳くらい。『足がつる』など言いながらも、ボールを追いかけました」と横山主将は振り返る。３セット目は、「体力勝ち」と胸を張る21―９の快勝。見事に初めての関東大会への出場権を手にした。
チーム平均身長は１６０ｃｍ台前半で、関東大会レベルではかなり低いというが、「神奈川代表チームは関東では強い。目指すは優勝。可能性は有ります」と抱負を語った。
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