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秦野版 公開:2012年8月11日 エリアトップへ

秦野曽屋高 感性光る俳句で関東へ 文藝部の飯塚杏奈さん

教育

公開:2012年8月11日

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笑顔の飯塚杏奈さん
笑顔の飯塚杏奈さん

 秦野曽屋高校文藝部に所属する飯塚杏奈さん(1年)が、8月21日(火)に千葉県で行われる関東地区高校生文芸大会(千葉県高等学校文化連盟主催)の俳句の部に出場する。この部門には計91人が参加する。

 秦野曽屋高校文藝部は6月17日、関東大会の県予選となる2012年度文芸技術講習会に参加。今年の兼題である「噴水」と夏に関係する事柄についての俳句(3句まで)を事前に提出し、講習会に臨んだ。

 関東大会に選出される句は、生徒の互選による票と高校文藝部顧問らによる推薦などを合わせた点数で決められた。その結果、県からは15人が選ばれた。

 飯塚さんが出したのは『噴水の 水宝石のごとく 七色に』『蛇苺 コンクリートに 寝転がる』の2句。初めての出場ながら関東大会にコマを進め、本人は「選ばれると思っていなかったのでびっくりしました。賞状を見てからうれしいな、と実感しました」と驚きの表情。関東に向けては「結果はどうあれ、自分の作品がいろいろな人に受け入れられたらうれしいです」と話していた。

 中学2年の夏休み読書感想文で佳作をもらったことがきっかけで、趣味で小説や詩を書き出したという飯塚さん。「表現することが好き」と高校では初めから文藝部に入部しようと決めていた。「普段は悩んだり困ったり、心が落ち込んだ時に創作活動しています」と笑顔で打ち明ける。ただ今回大会に提出した句は、部の先輩から評判がよかったものだという。

 同校文藝部は約5年前に創部。3年生6人、1年生1人の計7人が所属している。全員が集まる部活動は月2回で、個人が日常で創作した俳句を持ち寄った句会と、話し合い・部誌作成をそれぞれ行っている。11月には全国につながる文芸部誌コンクール等に出場する予定になっている。
 

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