市内の若手工業経営者や二代目などで組織される、秦野工業協同組合ジュニア会(大久保政彦会長・49)は、今年度創立40周年を迎えることを機に、2020年に開催される東京オリンピックに向け、聖火リレー用のトーチを製作するための実行委員会を立ち上げた。
4月14日に商工会議所で行われた第1回実行委員会では、実行委員長に就任した福森真司さん(45)が「秦野市には高い技術力を有する企業が多数ある。工業都市秦野を復活させ、我々の高い技術力を地域ブランドとして確立させたい」などと話した。
ジュニア会では、2012年秦野市から、たばこ祭の際に弘法大師に扮した古谷市長が持つ松明の製作の依頼を受けた。同会では会員企業の端材を活用し、メンバーそれぞれがプレスやレーザーカットなど、専門分野の技術を生かして金属製の松明を製作した。この時の経験を活かして、オリンピック用トーチの製作を目指す。今年これから試作を開始して、9月のたばこ祭には、市民にPR用のトーチをお披露目したいという。
同時に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会や日本オリンピック委員会、東京都に対して提案書を提出するなど、熱意を伝えていきたいとしている。
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