神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2015年10月15日 エリアトップへ

小山恭子さん(戸川在住) 障害者援護で知事表彰 支え合いの心で継続

社会

公開:2015年10月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
表彰状を持ち笑顔を見せる小山さん
表彰状を持ち笑顔を見せる小山さん

 神奈川県は9月30日、2015年度神奈川県障害者自立更生者・更生援護功労者を発表。秦野市では小山恭子さん(67・戸川在住)が更生援護功労者に選ばれ、10月4日に行われた表彰式(座間市)で知事表彰を受けた。今年の受賞者は県内で6人。

 小山さんは、知的障害のある人の支援や支援者同士の連携を図る市民団体「秦野市手をつなぐ育成会(相原和枝会長)」に所属しており、長年活動に貢献してきた功績が称えられ、今回受賞が決まった。ダウン症の長男を支えたいと、約25年前に入会した小山さん。会報作りは入会した直後から担当し、活動報告などを発信してきた。表彰を受けて小山さんは、「長く携わってきただけです。周りの方たちの支えがあったからこそ」と微笑んだ。

 会の活動は、支援に関する情報共有や防災講演会、会員同士の親睦を図るバス旅行などを行っている。子どもの支援とともに、親同士の繋がりが強くお互いに支え合ってきたという。近年はネット上での情報収集の普及などが理由で入会人数が減少しているというが、「仲間たちとおしゃべりしていると励みになります。育成会のお母さんたちは、みんな元気ですよ」と、顔を見ながら一緒に活動する同会の魅力を話した。

 現在小山さんは、夫と長男(43)と3人暮らし。昨年、自身が足の手術をして不自由な生活を強いられたが、その時、心からの支えになったのは長男だった。「自然に出てくる優しさに、薬よりも痛みが緩和されました」と、嬉しそうに振り返った。

秦野版のトップニュース最新6

各種地図をまとめて閲覧

秦野市

各種地図をまとめて閲覧

デジタル化の一環

5月3日

カーネーション出荷ピーク

カーネーション出荷ピーク

市内農家で摘み取り進む

5月3日

「秦野ジビエ」新しいロゴに

「秦野ジビエ」新しいロゴに

東海大生がデザイン考案

4月26日

弘法の里湯周辺も会場に

鶴巻温泉春まつり

弘法の里湯周辺も会場に

飲食ブースなど充実

4月26日

文部科学大臣表彰を受賞

秦野市立末広小学校

文部科学大臣表彰を受賞

読書活動の推進を評価

4月19日

移動販売車で買い物支援

セブン-イレブン

移動販売車で買い物支援

市内の高齢者施設などへ

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook