ちょい呑みのノボリを持つ秋山実行委員長
お好きなお店ではしご酒はいかが――。全国的に人気を集めている「ちょい呑み」イベントが秦野市で初めて10月27日（火）と28日（水）の２日間、秦野駅の周辺エリアで開かれる。イベント名は「秦野ちょい呑みフェスティバル」。「秦野を元気にしたい」と、地元の若者や飲食店経営者たちが協力して準備を進めてきた。
秦野市でのちょい呑みイベント開催のアイデアは、地域活性化に取り組む信用金庫の職員や自営業者ら若者有志が、昨年末に発案。３月に検討会を立ち上げ、それぞれの仕事の後に集まり開催時期や内容、イベントの仕組み作りなどを話し合ってきた。
同じ時期に偶然、秦野商工会議所観光飲食部会でちょい呑みが検討されていたことから、双方で協力して実行委員会として企画を進めてきた。
秦野ちょい呑み実行委員会の秋山純夫委員長は、観光飲食部会でちょい呑みを計画していた１人。自身も秦野駅南口で「一の屋」を経営し、イベントにも参加している。
「初めに話し合った時、検討会の方が、具体的に内容が詰まっていた。地元を盛り上げたいという若者たちの純粋な気持ちも素晴らしい」と、若手委員会メンバーの熱意を讃える。
参加店舗の募集は５月から６月に、実行委員が飲食店に直接出向き企画の趣旨を説明してまわった。参加店舗のある経営者は「初めはよく分からなかったけど、何回も熱心に説明しにきた。とにかく一生懸命だった」と振り返る。最終的に、秦野駅周辺を中心に、下大槻や南が丘を含む29店舗が参加を決めた。
秋山社長は「お店側としても、地域がにぎわって欲しい。ぜひ今まで行ったことが無いお店などを訪れて、地元の魅力を再発見していただきたい」と話した。
チケット販売中
イベントの参加方法は、ちょい呑み券３枚綴り・２５００円を購入。好きな参加店舗を訪れ、券１枚を出すと「おすすめのおつまみ１品＋ドリンク１杯」が提供される。２日間で券を使いきれなかった場合は、10月29日（木）から11月４日（水）まで参加店で７００円の金券として利用できる。
チケットは秦野商工会議所、秦野市観光協会、参加店舗で販売中。10月23日（金）は秦野駅北口のデッキで前売りを実施（午後７時〜９時）。イベント当日も同所でチケットを販売予定だ。
参加店舗等は、同会議所ＨＰやフェイスブック（秦野 ちょい呑みで検索）でも発信中。問い合わせは、同会議所【電話】０４６３・８１・１３５５へ。
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