鶴巻中学校出身の竹内花梨(かりん)さん(小田原・相洋高校2年)が、7月29日(金)から岡山県で行われる全国高校総体(インターハイ)に、陸上女子4×100mリレーで出場する。
同チームは駒沢オリンピック公園総合運動場で6月17日から20日にかけて行われた南関東予選で、4位に入り全国への切符を手にした。
3年生にまじり唯一の2年生で、しかもアンカーとしての出場だった。リレーのメンバー入りが発表になった時は驚きつつも、「選ばれたからには頑張らなくては」と使命感に燃えた。
毎年インターハイでも上位に入るリレーの強豪・相洋高校。「伝統を壊さないように」との思いで練習にもより一層気合が入った。100mや100mハードルが専門で、「リレーはリードが苦手」という竹内さん。先輩たちが練習に付き合ってくれたという。
決勝当日、「緊張しやすく気持ちが弱い」と自己分析する竹内さん。「調子は良くはなかった」と振り返る。上位のほぼ拮抗した状態でバトンを受け取ったものの、順位を伸ばせずに46秒40、4位でゴール。全国行き切符を手にする6位以内に入ったが、「リードは上手くいったが、力を出し切れず自分の走りができなかった」と悔しさに涙した。
狙うは全国制覇憧れの舞台へ
先輩らの励ましの声もあり気持ちを切り替え、インターハイまでの約1カ月間、遠征合宿もし、ひたすらに練習に励んでいる。
まだ中学生だった2年前の夏、インターネットで見て「凄いな、私もインターハイで優勝したい」と思わされたのは、同校がリレーで全国制覇した時のものだった。今度は自分が全国の檜舞台に立つ番。「みんなの分も、結果を出して走りで恩返しがしたい」と全国でのリベンジを誓う。目標は「優勝」だ。
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