神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2021年7月2日 エリアトップへ

コロナに負けない 初挑戦 ZOOM UP 秦野とスペイン、音楽で繋ぐ ライブレストラン ミッシェル

文化

公開:2021年7月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
プロジェクターに映るのはスペインからズームを通じて生出演するチャノさん。チャノさんのギターに合わせ池谷さんがフラメンコを舞う。距離は1万キロ超、時差7時間を感じさせない息の合ったステージが披露された
プロジェクターに映るのはスペインからズームを通じて生出演するチャノさん。チャノさんのギターに合わせ池谷さんがフラメンコを舞う。距離は1万キロ超、時差7時間を感じさせない息の合ったステージが披露された

 コロナ禍で喘ぐエンターテイメント業界。南矢名のライブレストランミッシェルで新たな挑戦があった。

 6月26日夕方5時半、満席になると80人は入る店内は感染症対策がほどこされ、円卓ひとつに着けるのは最大2人。当日は13人の観客でほぼ満席となっていた。始まったのは、秦野市を中心にアーティスト活動を展開している池谷香名子さんのフラメンコライブだ。

 池谷さんの音楽パートナーで「シンフロンテーラ」というユニットを組んでいるギタリストのチャノ・カラスコさん(スペイン在住)はコロナの影響で日本に来ることができなくなっている。「シンフロンテーラは”国境がない”という意味なんです。チャノから日本とスペインを繋ぎライブができないかと言われたときには驚きましたが、今回のコロナ禍でやってみたいと思ったんです」と池谷さん。池谷さんらの持ち込み企画に「挑戦してみよう」と応えたのがミッシェルだ。

 「こんな時だからこそできるライブのカタチがあるのではないかと模索していた矢先で、手探りで準備を重ねました。本番で繋がらなかったら…という心配もあったのですが、なんとか終えることができました。手作りライブでしたが、今後はオンライン配信にも挑戦したい」と話すのは代表の長谷智子さん。「自分たちのアイデアを次々と受け入れてくれるミッシェルさんに感謝しています」と池谷さん。

 オンラインとリアルライブの融合となった今回のライブ。ステージと客席とスペインは、距離と時間を超えて不思議な一体感に包まれていた。この新たなカタチのエンタメは、コロナを乗り越えた後に大きな遺産となるかもしれない。

音響、照明、スペイン現地との生中継を1人でこなすミッシェルの長谷英明さん
音響、照明、スペイン現地との生中継を1人でこなすミッシェルの長谷英明さん

秦野版のローカルニュース最新6

「恋する浮世絵」で魅了

「恋する浮世絵」で魅了

秦野市立図書館で

5月17日

初めての油絵教室

初めての油絵教室

堀川公民館で全4回

5月17日

市合唱連盟が合唱祭

第40回記念

市合唱連盟が合唱祭

5月17日

シニア塗り絵作品展

シニア塗り絵作品展

南矢名「みかんの木」で

5月17日

出品作品を募集

出品作品を募集

秦野美術協会展

5月17日

2人のピアニストによる名曲コンサート

2人のピアニストによる名曲コンサート

5月23日 午前11時30分開演

5月17日

お得なプランや商品いっぱい!みどりや祭

特別価格の水回り2点セットや大好評コミコミ塗装プラン、ペットのためのリフォーム相談など

https://k-midoriya.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook