臼木きよ子組合長
市内の美容室93店舗が加盟している秦野美容組合（臼木きよ子組合長）の創立45周年を記念した式典が先月25日、出雲記念館で開催された。会場はあでやかな着物姿の勢揃いとあって、大変華やいだ雰囲気に包まれた。
会場となった出雲記念館には古谷義幸市長の代理で出席した高橋生志雄副市長をはじめ、平沢信子議長の代理を務めた佐藤敦秦野市議会副議長、岸司朗秦野商工会議所会頭、久保寺邦夫、安藤慶両県議会議員、さらに各市議会議員らもかけつけ、各界から多数の来賓が顔を揃えた。
同組合の新年会も兼ねた式典であいさつに立った臼木組合長は「これまで45年にわたって活動が続けてこられたのは先輩方のおかけと思って感謝しております。50年、60年と続けていけるようさらに精進してまいります」と話し、会場から大きな拍手が贈られた。
美しい髪のために日夜努力してきた同組合は社会貢献活動も積極的に展開しており、これまで高齢者や障害者のために訪問美容や在宅美容活動を続けてきた。特に国立病院機構神奈川病院でのボランティアカットは組合設立前から行われており、50年の長きにわたって続けられている。
式典では営業、組合員活動を長年行ってきた会員の表彰なども行われ、さすがプロといえる粋な着こなしの着物美人が壇上に上がり、会を一層盛り上げていた。
20年以上にわたり市の福祉に寄付も
同組合ではこの式典とあわせて開催した新年会でチャリティー募金も実施し、この収益金６３２００円を31日に秦野市に寄付した。この寄付も20年以上にわたって続けられており、この日市役所を訪れた臼木組合長、松邨佐智子同組合厚生部長の２人から中村副市長に福祉に役立ててと寄付金が手渡された。秦野市への寄付は今回も含めて１４３万円余りに上っている。
寄付金を手渡す臼木組合長と松邨厚生部長
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