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秦野版 公開:2011年2月19日 エリアトップへ

(株)愛鶴がEVタクシー導入 日産リーフ2台の運行を開始

公開:2011年2月19日

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(株)愛鶴が導入する日産リーフのEVタクシー
(株)愛鶴が導入する日産リーフのEVタクシー

 ガソリン車と比べて環境や資源に優しいEV車(電気自動車)の普及を目指すプロジェクトの一環として2月22日(火)、愛鶴タクシーを運行する(株)愛鶴(名古木・飯田隆明代表取締役)がEVタクシーを2台導入する。

 県、県タクシー協会、日産自動車(株)ではEV車の促進に向け昨年4月に「かながわEVタクシープロジェクト」を立ち上げた。県内では、今月7日までに、同プロジェクトに参加している県内7社が全国初となるEVタクシー(日産リーフ)を計10台導入し本格運行を既に開始。3月上旬までには県内22社が同型車を使用したタクシー35台を順次導入することが決まっている。秦野市では(株)愛鶴が2月22日(火)から2台運行する予定。

 (株)愛鶴は「環境問題に配慮できるEVタクシーの使用は以前から考えていた。このたびのプロジェクトで日産側から実用化の話をいただき、魅力的に感じたので導入を決めた」と理由を説明する。

 EVタクシーは、料金や運行体系は通常タクシーと変わらず利用することが可能。車に空きがあれば、予約の際にEVタクシーの指定も出来るという。同社は「介護タクシーの事業に力を入れているので、要請があった際は優先的にEVタクシーを使いたい。環境に優しいので、EV車の利用率を高めたい」と話す。

 EV車は電力で動くため、標準的なガソリン車と比べてエンジン音が静かで走行中に排気ガスを出さず、大気に対する影響が少ないとされるなど、利点が挙げられる。

 一方で、指定の場所での充電が必要なほか、一回あたりの充電で走行できる距離も、一般のタクシーと比較して劣るなど課題も挙げられる。

 同プロジェクトは今後も県内各地でEVタクシーの利用拡大に向けた取組を展開していく予定。通常のタクシーと同様の価格で購入できるように県が補助を行うほか、観光地での利用や、乳幼児連れの母親などが利用しやすい「子育てタクシー」をEV車で活用することなど検討しているという。

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