表彰状を手にする金子会長（左）と鈴木副会長
東中学校（山口勝校長）が全校で実施しているエコ活動が先月、温暖化防止のための取り組みを実践した小中学校を表彰する「チャレンジ25学校チャレンジャー表彰制度（環境省特別協力・同推進委員会主催）」で、優秀校に選ばれた。県内の学校の入賞は、同校のみ。
同校は平成20年度に資源エネルギー庁から「エネルギー教育実践校」に指定されたことを機に、学校ぐるみでエネルギーや環境に関する教育を続けている。省エネルギーセンターの職員を講師に迎えた講義や風力発電施設、再生工場などの見学と、実践的な授業を行っている。また、生徒会を中心に校内を巡回し無駄な電気を消す「省エネ監視隊」や毎日の電力使用量をチェックできる「省エネナビ」の数値を毎日校内放送で発表するなど、積極的に取り組んできた。
昨年、同表彰制度に応募すると、この活動が高く評価され、全国で49校の中から２番目にあたる同賞を受賞した。生徒会長の金子亮太さん（３年）は、「全校生徒と省エネの伝統を築き上げた先輩たちで獲得した賞。とても嬉しい」と笑顔。「今年も引き続き、省エネ活動をみんなで心がけたい」と、鈴木創太副会長（３年）とともに目標を掲げた。
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