市長室を訪れた小室さん（左）と高橋さん
小室照子さん（70・渋沢在住）と高橋捷治さん（69・本町在住）が、平成23年度神奈川県県民功労者表彰を受章した。
小室さんと高橋さんは６月17日に市役所市長室を訪れ、古谷義幸市長に受章を報告。古谷市長は、「地域のためにご尽力いただきありがたい。これからもよろしくお願いいたします」などと挨拶した。
小室さんは、民生委員児童委員として昭和61年から24年余りにわたり地域福祉活動を積極的に推進してきたことが評価された。援助を必要としている高齢者・児童等の支援に優れた成果をあげるなど、社会福祉の向上に尽くした。
高橋さんは本町にある高橋歯科医院（昭和５年創業）の院長。歯科医師として学校歯科医として43年余りにわたって長年歯科医療に携わり、地域住民の健康増進に努めたことが評価を受けた。（社）秦野伊勢原歯科医師会の会長等を歴任し地域歯科医療の充実に優れた成果をあげ、保健衛生の向上に尽くした。
受章にあたり、小室さんは「喜んでくださる方がいらっしゃることに感動し、自信になります。先輩をはじめとする周囲の方々に恵まれました」、高橋さんは「長年地域で患者と向き合ってきた成果だと思います。地域医療は末端の努力によって成り立つのだと考えています」などと話した。
同表彰は県の最高表彰の一つで、公共の福祉に貢献し、その業績が特に優れた方々を広く顕彰することを目的としたもの。今回で64回目。団体や地域の活動などを通じて、社会福祉、保健衛生、産業・経済など各分野で長年にわたり活躍し、特に優れた業績をあげた人に贈られる。今年は県内から47人５団体が表彰を受けた。
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