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秦野版 公開:2012年1月21日 エリアトップへ

震災想定し合同訓練 県と地域の連携強化狙い初実施

公開:2012年1月21日

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本番同様真剣な姿勢。次々と提示される災害情報に協力して対応した
本番同様真剣な姿勢。次々と提示される災害情報に協力して対応した

 東日本大震災から約10か月。地震発生時に、秦野市が県や近隣の各地域との連携を強化するため、平成23年度神奈川県・湘南地域5市3町合同図上訓練が1月16日に初めて行われた。

 これは秦野市を含む湘南地域の5市3町と県が情報伝達・体制の強化を図ることを目的としたもの。昨年3月11日に発生した東日本大震災の対応を踏まえ企画された。例年神奈川県をはじめとする首都圏や政令指定都市などで行う9都県市合同防災訓練・図上訓練と同日に、連動して実施された。

 今回は相模湾北部を震源地とするマグニチュード7・5の神縄・国府津―松田断層帯地震を想定。平日の午後4時に震災が発生したという条件で、その18時間後から23時間後にかけての役所及び各防災機関の災害対応がロールプレイング方式で訓練された。

 秦野市からは市防災課、市消防本部が参加した。同本部の隊員1人が県に設置された災害対策本部へ派遣された他、市庁舎内の同課に設置された執務室を中心に、自衛隊第4施設軍から市に派遣された2人の隊員も合同で訓練を行った。

 訓練方法は、事前に同課から選出された訓練コントローラ役が、指定された時間に合わせて状況付与カードを提示。書かれた災害情報に、近隣自治体や県と連絡を取りながら対応した。今回提示された災害対応は、帰宅困難者、救援物資調達、消火対応、医療救護応援、避難所設置など8分野36項目にわたった。

 同課は「手ごたえを感じるいい訓練になりました。今回は当課と消防のみの参加でしたが、機会があれば他部署や市内各団体にも呼びかけ同様の図上訓練ができれば」と意欲を見せた。
 

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