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秦野版 公開:2012年2月11日 エリアトップへ

東海大学駅前商店会 秦野フードで地域活性化 芋パイ菓子で学生と商店がコラボ

公開:2012年2月11日

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完成した「うとう坂リィベリート」を囲むプロジェクトメンバー
完成した「うとう坂リィベリート」を囲むプロジェクトメンバー

 東海大学駅前商店会協同組合と同大学の学生らが協力して進める「地域活性化フードプロジェクト」。その第2弾となる、市内で生産された食材を使用した芋パイ菓子「うとう坂リィベリート」が完成した。

 このプロジェクトは同商店会と地域情報ブログ「おおねさんぽ」の学生メンバーが、地域ならではのメニューを開発し、地域活性化を図ろうと昨年8月に立ち上げた。同年11月には第1弾として、同キャンパス内で採取されたスダジイの実と秦野産の落花生、米粉、小麦粉を使ったクッキーとダコワーズを商品化した。

 今回同プロジェクトが目を付けた食材は市内産の「芋」。約3カ月をかけ市内で栽培された菊芋、薩摩芋、里芋を餡の素材に用いたパイ菓子「うとう坂リィベリート」を開発した。

 商品名の「うとう坂」は南矢名・曽屋間を結ぶ坂の名前。郷土に関心や愛着を持ってもらおうと、市に古く伝わる地名を名称に使用したという。

 第1・2弾の商品開発には同商店会のニドワール洋菓子店が全面協力した。店主の中山俊治さんはプロジェクト企画当初からのメンバーの1人。「目標は商店会全店舗で1品ずつ商品を開発すること。秦野市の地域活性を当組合が中心となって盛り上げられれば」とこれからの展開に期待を寄せている。

 同プロジェクトの学生側リーダーを務める宇田川大介さんは「大学入学を機に秦野にやってきて、すっかりこのまちの魅力に取り込まれてしまいました。自分にとって秦野は第2の故郷。魅力を広く伝えていきたい」と意気込みを話した。

 完成した「うとう坂リィベリート」は、2月11日から同店で販売が開始される。1つ150円(税込)。また同店では第1弾のクッキーとダコワーズも販売している。問合せは同店(午前10時から午後8時。不定休)【電話】0463・77・4601まで。
 

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