外国語活動巡回指導事業 「英語は難しくなかった」
楽しみながら英語を学んだ
市教育指導課が２年間にわたって進めてきた「外国語活動指導主事巡回指導事業」の最後となる授業が１月31日、鶴巻小学校（府川幸生校長）で行われた。
２０１１年度から全国的に導入が始まった小学校の外国語活動授業。市では昨年度と今年度の２年間、市内全13小学校の５・６年生、88学級を対象に同事業を行った。
事業内容は、同課の担当指導主事が実際に各クラスで授業を行い、それを学級担任らにも見学参加してもらう形式。児童らと教員らに「外国語活動」そのものに慣れてもらう意図があった。
授業では、外国語を聞く・慣れる・楽しむことなどに重点が置かれ、簡単な指示は英語で行われ、国旗カードや世界地図などの副教材を使ったゲームなどを交えた授業が行われた。
参加した児童たちは「英語の意味が分かると嬉しい」「英語は難しいと思っていたけれど、この授業は楽しかった」などと感想を話した。
指導主事として各学校を回った同課の山口昌男さんは「授業に答えはないと言いますが、今回の事業が先生にとって１つのヒントとなればと感じます。少しでも先生、児童らの不安が解消されたなら嬉しい」と事業の手ごたえを話した。
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