発売開始時には多くの市民が詰めかけた（昨年11月）
節電への協力を促すとともに、地域経済の活性化を目的としたはだの節電応援プレミアム商品券が１月31日、販売総数２万セットを完売した。
同商品券は、１冊１万円で額面１万２千円と、20％のプレミアムが付いている。昨年の東日本大震災で全国的に高まった節電の機運を高め、低迷する地域経済への活性化策として企画された。購入するには７月から10月までに昨年同月比で15％の節電が必要で、１世帯最大３冊の制限で11月１日に販売を開始した。
発売当初は、地域商店街が独自企画を行うなど賑わいを見せたが、「使用期間が短い」などの声が多く、発売開始１カ月の販売数は７千冊と伸び悩んだ。
そこで同商品券実行委員会では12月１日、使用期間を今年３月31日（土）まで２カ月延長し、販売冊数を最大10冊まで増やして再販売。これを機に販売数は一気に伸び、12月中には発売総数の約80％が売れ、１月31日には２万セット全てが売れたという。
同実行委員会では「お買い求めいただいた方に感謝しています。使っていただくことが地域の活性化につながります。引き続きご利用をよろしくお願いします」と話した。
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