歌声で元気を届けた秦野総合高校合唱部
秦野あづまライオンズクラブ（阿蘇佳一会長）が創立30周年を迎え、６月９日秦野商工会議所で記念式典を開催した。
式典には近隣のライオンズクラブのメンバーら多数が出席し、にぎやかな雰囲気となった。またこの日は30周年を機に同じ「あづま」の名前を持つ、福島県の福島あづまライオンズクラブ（斎藤芳徳会長）と、友好クラブ関係を結ぶことを正式に決め、同意書を取り交わした。阿蘇会長は「30周年を機にさらに福祉の復興を支援していきたい」と話す。
福島に対する支援という同クラブの趣旨に若者も賛同。式典には秦野総合高校の合唱部が歌声を通して元気を送りたいと「上を向いて歩こう」「負けないで」などの合唱を披露した。
また式典終了後は祝宴が設けられ、秦野総合高校のＯＢらで構成する合唱団ＡＫＯ-ＡＧが出演。ダンスを交えて若者らしいはつらつとしたパフォーマンスを繰り広げた。「人と人とのつながりと大切に、共に歩いていこうというメッセージを込めて歌います」と歌った「全部｣という曲では、福島あづまライオンズクラブのメンバーが思わず涙ぐむ場面もみられた。
祝宴の抽選会の景品も、米やサクランボ、桃、トマトなど、全て福島産を用意。「風評被害で苦しんでいる福島のためになれば。秦野の人にどんどん福島産を買ってもらって、秦野から復興の輪を広げたい」と同クラブでは話している。
はつらつパフォーマンスのＡＫＯ－ＡＧ
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阿蘇会長（右）と斎藤会長がサインした
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