南矢名在住鈴木達朗選手 U-16サッカー日本代表に 湘南ベルマーレユース所属
市内の少年サッカークラブ、大根ラディッシュ出身で現在湘南ベルマーレユース(U-18)に所属する鈴木達朗選手=曽屋高1年・南矢名在住=がU-16(16歳以下)の日本代表に選出された。
U-16日本代表とは日本サッカー協会が編成する16歳以下のナショナルチーム。鈴木選手の代表入りは5月末に正式発表された。
鈴木選手は今回の日本代表選出について「今までの試合で目立った活躍をしていないので、どうして自分が選ばれたのかわからなかった」と戸惑いを語りつつも、「日本代表として世界で戦わなければいけないので、常に自分に厳しく、球ぎわなどで絶対に逃げないようアグレッシブにプレイしたい」と日の丸を背負ってサッカーをする意気込みを力強く語った。
日本代表として5月26日から6月6日まで、カタール、アゼルバイジャンへの遠征に参加した。長距離の移動や気温40℃を超えるカタールでの練習、体格や身体能力も違う外国のチームとの試合など、厳しい経験を乗り越え精神もひとまわりたくましくなった。
鈴木選手がサッカーを始めたのは小学1年。地元のサッカークラブ大根ラディッシュに所属。当時は足が速いほうだったので「スピードを活かしたドリブルで相手をかわし、積極的にシュートを打つことが多かった」と振り返る。大根ラディッシュ時代に言われた「ペナルティエリアの中では遊べ(自由にプレイしろ)」という言葉は今でも胸の中に残っているという。
中学1年で湘南ベルマーレU-15平塚に入団。自分よりスピードのある選手たちに囲まれ、自信を持っていたスピードが通用しなくなるという現実に直面した。プロを目標にするライバルの中でレギュラーをつかむために「変わらなければ」と思い、パスを磨いていったという。努力の甲斐あって、今ではベルマーレユースの石川隆司監督が一目を置くほどのパスの技量を身につけている。
平日は放課後から午後8時まで、土日は練習や試合などでサッカー漬けの日々を過ごしている。現在は、サッカーの基本である「止める・蹴る」をもう一度見つめ直し、さらなるレベルアップを目指す。
将来は「香川真司選手のように海外のチームで活躍する選手になりたい」と目標を語った。
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