大賑わいの南桜祭 リユース食器も活用
勢いよく表現した
南中学校（米山和久校長）で13日、同校ＰＴＡ（工藤友之会長）主催の南桜祭が行われた。
体育館前に設置された特設ステージでは、生徒が普段の学校生活では披露することができない、バンド演奏や、演劇、ダンスなどを発表する「俺まか（俺にまかせろの略）」で、様々な演目を披露した。
俺まかのこけら落としとして登場したのは同校書道部の部員たち。ステージいっぱいに広げられた大きな半紙に、ひたひたに墨汁を付けた大きな筆で、テーマである「本気で楽しく南桜祭」と書いた。
工藤会長からの「文字で大きく書いてみんなに示したい」との要望から実現したこの企画は、今年初めて行われたもの。部員たちはこの日のために何度か大きな半紙に文字を書く練習をしたという。部長の大瀧まどかさん（２年）は「初めてで緊張したが迫力が凄く、書いていて気持ちよかった」と笑顔を見せた。
リユース食器で
ごみ削減
南桜祭では、ＰＴＡなどによる飲食物の模擬店も並んだ。昨年までは使い捨て容器を使用していたが、もう１つのテーマである「環境に優しい南桜祭」にちなみ、生徒には箸を持参させ、飲食物を提供する食器を、今年から初めてレンタルしたプラスチック製のリユース食器にした。
その結果、ごみの量が45リットル詰ごみ袋15個分となり、山田和郎教諭の見立てでは「昨年の半分以下になった」という。
食べ終わった食器は回収
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