花粉予想「多い」 スギ着花量調査まとまる
今年度の県内スギ雄花の着花量調査結果がまとめられ、「2013年春の花粉飛散量は多い」との予想発表が昨年12月18日、県自然環境保全センター(厚木市)から発表された。
今年の県内の着花点数平均(つぼみの付き具合を示す指標。大きくなるほど花粉飛散量が増加)は66・0点。過去15年間で5番目に多く、昨年の20・3点を大きく上回る。同センターは「前年夏が高温少雨で、日照時間も長く、花粉形成が促進された」と説明する。地域別の着花点数に大きな差はないが、秦野市を含む北西部は県内4地域で最も低い57・5点だった。
調査は県内4地域のスギ林30カ所で行われる。県北西部6調査地の内3か所が秦野市で、三廻部2地点と羽根がその対象。
花粉対策として同センターで進められる「無花粉スギ」開発には2004年東田原で見つかった「田原1号」が活用されている。
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