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秦野版 公開:2013年1月24日 エリアトップへ

鶴巻温泉駅南口 立体横断・橋上改札整備へ 小田急電鉄と基本協定

公開:2013年1月24日

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市が示した整備方針図。水色が「立体横断施設等」の設置場所。「橋上改札口、弧線橋」はピンク色が小田急、青色が秦野市の負担部分。駅前広場西側の黄色周辺は商店等の誘致を計画している。
市が示した整備方針図。水色が「立体横断施設等」の設置場所。「橋上改札口、弧線橋」はピンク色が小田急、青色が秦野市の負担部分。駅前広場西側の黄色周辺は商店等の誘致を計画している。

 小田急線鶴巻温泉駅南口整備事業について、市では、これまでの「街路(駅前広場)」に加え、「立体横断施設及び橋上改札口整備」、「沿道整備街路(広場周辺)事業」を含む、駅周辺の一体的整備の方針を決定した。1月16日の市議会議員連絡会で報告した。

 一体的整備の方針が示された背景には、昨年12月25日に小田急電鉄と交わされた基本協定がある。

 駅舎の改修工事に小田急側の協力が得られたことで、歩行者が県道612号(上粕屋南金目線)から駅構内に直接入ることができる立体横断施設等の整備計画が可能になった。

 市では、駅東側の踏切の現状について、多くの人が斜め横断しており、立体横断施設の整備はその安全対策になるとしている。

 立体横断施設は、駅東側の線路沿いから県道をまたいで架けられる。駅舎には、新たに弧線橋と橋上改札口が設置され、利用者はそのままホームへと移動できる設計だ。一部住民から要望があった、北口側と南口側を往来できる自由通路にはならない。

 構内設備は、登りエスカレータ2基とエレベーター2基の費用を市が負担。弧線橋は小田急が負担する。

 市では、「詳細設計はこれからで今後も小田急との調整が必要」と前提を示しながら、立体横断施設の着工時期について「2015年度あたり」と見込む。

駅前の機能充実を

 「沿道整備街路(広場周辺)事業」も新たに加えられた。駅前広場の西側を中心とした約4100平方メートルを対象に、県道から約100mの道路を引き入れ、その周辺に商業施設などを誘致し、駅前としての業務機能の充実などを図る計画だ。土地区画整理の手法を用いて、市では、昨年12月までに「地権者の同意を得ている」としている。

 3事業の、全体事業費は約30億9千万円(概算)になり、当初事業費の約3倍となった。
 

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