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秦野版 公開:2013年2月14日 エリアトップへ

東名高速側道 16年間通行止め 下大槻から西大竹の区間

公開:2013年2月14日

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通行止めの手前を左折する車両(下大槻丘陵付近)
通行止めの手前を左折する車両(下大槻丘陵付近)

 上智総合グラウンドと東名高速道路の間にある側道(市道)の一部に、16年間通行止めになっている区間(約340m)がある。この道は東名秦野中井インターチェンジ(IC)方面へ続いているが、工事完了後、供用開始できずに通行止めになったという。

 この側道は1996年に作られた。下大槻側から丘陵を越えると、県道71号秦野二宮線の東名秦野中井ICのほぼ正面に出る。しかし通行止めのため自動車は下大槻から丘陵を上り、通行止めの手前で左折。東名高速を横切る高架橋を渡り、反対側の側道を通り県道71号へと出ている。市道路管理課は「工事完了後、供用開始できず通行止めになった」と話し、その理由を「通行可能にすると交通量が増え、IC近くのガソリンスタンドへ続く道やそこに面する県道の安全性に影響が及ぶため」と話す。

 この側道は当時の道路公団が作ったもので、その後市が委託を受けたという。建設の経緯について同課は「当時の細かい資料が残っていない」と答えた。

 開通時期について、同課は「246バイパス建設と同時に整備することを計画している」と話す。側道は県道71号へと続き、接続部分がIC付近のため同部分の管轄は国や県。市単独では整備判断ができない。今後、国や県と協議し、交差点の形状に合わせて繋げる予定だという。国土交通省は2006年に同バイパスを「概ね10年以内の開通を目指す」としたが、市では同バイパス建設が未だ事業化されていないため着工は未定。同バイパスについて、市国県事業推進課は「2020年度の供用開始を目指している新東名に合わせて開通して欲しいと要望書を出している」と話した。

通行止め区間に不法投棄も

 市道路管理課では管理について「定期的にパトロールを行っている」と話すが、区間内にある3カ所のバリケードは簡易なもので、自転車やバイクなど一部の二輪車はバリケードを動かしたわずかな間から進入し、通行しているのが現状だ。

 さらに進入が可能なことから、空き缶や飲食物のごみがはいったビニール袋、小型テレビ、一斗缶、発泡スチロールなどが不法投棄されている。また、側道は2車線だが、沿道の植物やその枯葉などが道の両脇に堆積され、IC側では、道路が見えている部分が約160センチメートル以下になっている。
 

秦野中井IC付近の接続部分(写真印部分)
秦野中井IC付近の接続部分(写真印部分)

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