神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2013年6月22日 エリアトップへ

3年かけ 収穫が本格化 菖蒲の「桃の里」

公開:2013年6月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
発足時から参加している諸星さん
発足時から参加している諸星さん

 菖蒲集落組合と菖蒲地区農村景観保全会が協力して取り組んでいる「桃の里」で、今月に入り桃が収穫期を迎えた。2011年に苗木を植えた桃は昨年から出荷を始め、3年目の今年から収穫が本格化した。

 遊休農地の有効活用の一環として始まった同事業。発足当初は7人だった農家も現在は14人に増え、合計約320本の桃の木を栽培している。両組織で代表を務める矢口敏郎(としお)代表は「とてもデリケートな果物」と話し、作業は全て手作業。参加者は年に数回、県の農業技術研修を受講し、剪定や施肥の仕方を学んでいる。

 栽培しているのは、黄桃系の「ひめこなつ」と白桃系の「ちよひめ」の2つの極早生品種。桃は一般的に、高温多湿による病虫害を防除するため10回ほど消毒するが、気温の上がる前に実をつける極早生品種は4〜5回で済むメリットがある。

 メンバーの諸星一雄さんは6月6日に収穫し、農協の直売所「じばさんず」に出荷した。「今年は雨が少なく、桃にとっては良い環境だった」と話すが、「毎年毎年天候は違う。いい桃を作るために工夫していかないと」と意気込んだ。また「適期に病害虫防除などの作業をすることが大切」と矢口さんは話す。

 今後はもぎ取り観光も視野に、増産と良質化を目指している。
 

秦野版のトップニュース最新6

各種地図をまとめて閲覧

秦野市

各種地図をまとめて閲覧

デジタル化の一環

5月3日

カーネーション出荷ピーク

カーネーション出荷ピーク

市内農家で摘み取り進む

5月3日

「秦野ジビエ」新しいロゴに

「秦野ジビエ」新しいロゴに

東海大生がデザイン考案

4月26日

弘法の里湯周辺も会場に

鶴巻温泉春まつり

弘法の里湯周辺も会場に

飲食ブースなど充実

4月26日

文部科学大臣表彰を受賞

秦野市立末広小学校

文部科学大臣表彰を受賞

読書活動の推進を評価

4月19日

移動販売車で買い物支援

セブン-イレブン

移動販売車で買い物支援

市内の高齢者施設などへ

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook