上宿商栄会 電子マネーを試験導入 7月3日から運用開始
上宿商栄会(奥津清会長)が新たな取り組みとして電子マネーを半年間、試験的に導入する。これにより、同会の加盟店25店舗で7月3日(水)から「WAON」「nanaco」「Edy」「iD」の4種が使用できる。
「商店会としてできることからやってみようと、今回電子マネーを導入することにしました」と話すのは、同会で導入店を取りまとめた藤間洋行さん。
上宿商栄会は四ツ角交差点から秦野橋まで、上宿通りを中心に約90店舗が加盟している。毎月開催している上宿観音市や季節ごとの売り出しセールなど、商店会として様々な取り組みを行っている。今回、電子マネー端末を扱う業者の協力を得て、半年間無料で機械を導入できることになり、同会加盟店のうち物販業を中心に呼びかけを行ったという。その結果、25店舗で導入することが決まり、7月3日から電子マネーでの決済ができるようになる。
「消費者にとっては、あると便利なものだと思います」と話す藤間さん。全国的に大型量販店などに消費が流れているなか、商店会として電子マネー決済への参入を行うことで、新規顧客を開拓する狙いもあるという。使用できる電子マネーは「WAON」「nanaco」「Edy」「iD」。店頭に掲示されるポスターが目印となる。藤間さんは「電子マネーが使えることがPRになれば」と話している。試験導入は12月末までを予定しており、その後は利用状況などを確認して、各店舗に継続の判断を委ねるという。
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