秦野商議所 坡州と友好提携 経済分野の交流を促進
合意書に署名する関野会頭(右)
秦野商工会議所（関野義一会頭）は、秦野市の海外友好都市の韓国坡州（パジュ）市の坡州商工会議所との間で友好提携を結び、６月26日秦野商工会議所会館で調印式を行った。
この日は坡州市から、李麟載（イ・インジェ）市長や同商工会議所の張東文（チャン・ドンムン）会頭をはじめとした16人の訪問団が出席。秦野市側も古谷義幸市長をはじめ市の職員や、同商工会議所の佐野友保・米山君夫両副会頭らが出席した。両会頭は互いに合意書に署名を行い、相互に保管することとした。
経済分野の交流を促進
調印式であいさつした関野会頭は「昨年坡州市を訪問し、その経済発展を目の当たりにし大変驚くとともに、相互交流の必要性を痛感した。今回の友好提携を秦野市の経済発展につなげたい」と話した。一方坡州市の張会頭は「今日ここで調印に臨めてうれしく思う。是非皆さんに坡州を訪問して欲しい」などと話した。
また立ち合いのために出席した古谷市長が「今回の提携を契機に市民交流がさらに促進できれば」などと話した一方、李市長は「今後具体的なプランを立て、実のある事業に取り組んでいきたい」と、自治体間での協力促進を訴えた。両商工会議所の間では、昨年９月坡州市で、友好提携の実現に向けての意向書を取り交わしていた。
秦野市と坡州市は２００５年に友好都市を締結。２００８年には秦野市農業協同組合と韓国農協中央会坡州市支部が友好農協提携、２０１０年には秦野市観光協会と京畿（キョンギ）北部観光協議会が友好観光提携を結ぶなど、様々な分野で交流が図られている。
交流の必要性を訴える関野会頭
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