「サンマル運動」ののぼりと市商連 杉山会長
秦野市商店会連合会（＝市商連＝・杉山和史会長）が12月、来年１月の２カ月間、キャッシュバックセールを開催する。セール参加店舗での買物レシート合計１万円分以上で抽選に参加でき、キャッシュバックは最高で現金３万円。当選本数５３０本、賞金総額３５０万円にのぼる。
市商連では、低迷が続く市内消費の刺激策として、キャッシュバックセールを検討していたという。
そこに、このほど秦野商工会議所が「市内中小店舗等で１人当たり年間３万円を消費」するよう呼び掛ける「３００００（サンマル）運動」を展開。足並みを揃えるかたちでセール開催を決定した。
市内での大型のキャッシュバックセールとしては、過去に２００２年度から３年度連続で本町商店会連合会（現・連絡会）が開催して以来となる。
セールの対象は、市商連の会員（12商店会・５６３店舗）の中で、セールへの参加を希望した店舗。11月15日（金）まで、各商店からの申し込みを受け付けている。
セール実施期間は12月１日（日）から来年１月31日（金）までで、歳末商戦などの相乗効果を期待している。
買物客は、期間中の参加店舗でのレシート合計１万円分以上を応募用紙に貼付。各店舗に備え付けの応募箱に投函する。応募用紙には１枚ごとに番号が印刷され、手元に残った控えで当選が分かる仕組み。参加店舗は目印となるポスターを掲出する予定だ。
キャッシュバックは３万円が30本、１万円が１００本、５千円と３千円が各２００本を用意。抽選日は２月中旬を予定している。
杉山会長は「セール期間中は、お近くの参加店舗でお買物をしていただきたい。また新規のお客様に利用してもらうことになれば嬉しい」と話している。
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