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秦野版 公開:2013年11月23日 エリアトップへ

北中学校 アルミ缶回収に特別賞 継続活動が評価受ける

公開:2013年11月23日

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活動を中心となって行っている生徒会メンバー
活動を中心となって行っている生徒会メンバー

 北中学校(石井千昭校長・生徒数396人)が行っているアルミ缶回収活動が評価され、アルミ缶リサイクル協会(白井啓一理事長)から特別賞を受賞した。

 同協会はアルミ缶のリサイクル率を高め、自然保護に寄与するために活動を行っている団体。毎年、全国の小・中学校を対象に優秀校の表彰を行っているが、今年は活動を長年に渡って継続している学校に対して特別賞を設けたという。初年度の今回は全国から5校が選ばれ、北中学校は11月15日に表彰を受けた。

 同校がアルミ缶の回収を始めたのは10年以上前。生徒会を中心に、毎年秋に行われる学校祭「北中祭」に合わせて、アルミ缶のほか、牛乳パックや新聞紙、ペットボトルのキャップなど資源回収を行っている。今年は6月から9月にかけて全校生徒に各家庭から出たアルミ缶を持ち寄ってもらい、45リットルのゴミ袋約10袋が集まったという。

生徒会主導で回収

 「すごい事をやっているとは思っていなかったので、特別賞を受賞したと聞いて驚きました」と生徒会長の諏訪清太郎さん(3年)は話す。回収活動は生徒会主導で行われているため、8人の生徒会メンバー総出で回収したアルミ缶を潰したり、新聞紙に挟まっている古紙回収できない紙の分別などをしてきた。ペットボトルキャップに貼られたシール剥がしは、生徒からボランティアを募ったそうだ。

 毎年の活動のため、各家庭に取り組みが浸透しているという同校。「3年にもなると『部屋がアルミ缶で埋まっている』という声もあるくらい」だという。同協会でも「10年以上に渡って継続している学校は少ない」と話す。

 諏訪さんは「今までやってきて良かったと思う。後輩にはもっと発展させて、活動の幅を広げていってもらいたい」と話していた。
 

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