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秦野版 公開:2013年12月19日 エリアトップへ

影美会がアート大賞 小谷野悠人君は最優秀賞

公開:2013年12月19日

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武桐華代表と、受賞作を持つ小谷野君
武桐華代表と、受賞作を持つ小谷野君

 神奈川県内の未就学児童・小学生・中学生を対象にした公募展「第11回かながわ・よこはまこどもアート大賞」(主催/神奈川新聞社・そごう横浜店・そごう美術館)の発表が12月5日に行われ、秦野市内では、鶴巻北の絵画教室「影美会アートアカデミー」がアート大賞(団体の部)、小谷野悠人君(大根小2年)が最優秀賞(神奈川新聞社賞)に選ばれた。

 同コンクールには、今回3074点の作品が寄せられ、アート大賞は1個人1団体、最優秀賞は7作品が受賞した。

 影美会アートアカデミー(武桐華(きりか)代表・67)は今回小谷野君の最優秀賞を始め優秀賞、佳作など13人の生徒が入賞。優秀な作品を数多く出品したこと、武代表の優れた指導力などが高く評価された。

 武さんは「受賞は子どもたちが頑張った結果。これまでずっと欲しかった賞なので本当に嬉しい」と満面の笑みで喜びを語った。

 武さんは、玉川大学芸術学科を卒業後、1967年に絵画教室を開講。これまでの46年間で7千人以上の生徒を指導してきた。現在は、都内の表参道と麻布にも教室を構えているほか、通信教育も行っており、2歳から中学3年生まで約70人を指導している。

 教室では、子ども一人ひとりが持っているものを引き出すことを念頭に、笑顔で接することを心掛けているという。

 日頃から児童絵画コンクールに積極的に参加している理由について「入賞が目的ではなく、子どもの世界が広がるきっかけになればと思っています」と話し、さらに「もちろん入賞すれば、やる気や自信にも繋がります。もし将来挫折を経験しても『あの時頑張った』と思い出し乗り越えて欲しいですね」と話した。

大胆な筆遣いに高い評価

 最優秀賞に輝いた小谷野君の作品は、水彩絵の具で描いた「ライオンのさんぽ」。

 大好きなライオンを黄色と黒、草原を緑、背景を赤という大胆な色の構成で、画用紙いっぱいに元気良く表現。審査員からも「伸び伸びした筆遣いでライオンの持っている野性味が伝わってくる」「力強い筆触」など、勢いのあるタッチが高い評価を受けた。

 小谷野君が、絵の中で特に気に入っているという「たてがみ」の部分は、小さいプラスチック製スプーンを使って太い線を表現したという。

 受賞について「びっくりしたけれど嬉しい。絵を描くのは楽しいです」とはにかみながら感想を話した。

 武さんは「小谷野君は集中力がある。完成した作品を見た時から、とても素晴らしく入賞の予感がありました」と、教え子の快挙を喜んだ。
 

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