連携深める初の合同演技 11日 消防出初式
一斉放水の演技（写真は昨年）
秦野市消防出初式が１月11日（土）、秦野市総合体育館駐車場（平沢１０１の１）で行われる。今年は消防本部と消防団の結びつきを一層深め、市民にＰＲするため、メインイベントの一斉放水演技などが初めて合同で行われる。
消防職員と団員の士気高揚を図り、市民に防火思想の普及を促す目的で行われているこの伝統行事。今年は約６８０人が参加する。
第１部は表彰や参加部隊の状況報告、消防団長、消防長の年頭の誓いが述べられる。
第２部は演技披露。昔、町火消しの中心だった鳶職人が訓練などで行っていたとされる伝統技能の「はしご乗り」演技を秦野鳶工組合が行うほか、消防車両分列行進、渋沢保育園幼年消防クラブによる演技、消防団の古式消防演技などが行われる。
昨年の市民の日に消防パレードに参加したことをきっかけに、今年は初めて西中学校吹奏楽部が参加し演奏を披露。また、職員、団員、日立製作所自衛消防隊員が協力し、一斉放水で出初式のフィナーレを飾る。
時間は午前９時30分から正午まで。雨天時は総合体育館メインアリーナで開催される。
式典前の午前９時10分から25分まで、演技の合間となる10時25分から35分までは観光和太鼓の演奏もある。観覧は無料。
問い合わせは消防本部消防総務課【電話】０４６３・８１・７９９２へ。
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