心なごむ幽玄の光 中井町で竹灯篭イベント
過去の「竹灯篭の夕べ」
県内でも稀少な湧水地である中井町の厳島湿生公園で「竹灯篭の夕べ」が５月24日（土）に実施される。風情豊かな園内に竹灯篭およそ４千本を灯し、光の演出を楽しむ。
地域住民とボランティア、行政が協働で取り組むイベント。今年で９回目を数える。景観に恵まれた公園を拠点に町内外の人々と交流を図り、自然への親しみと理解を深めることが目的。昔から生活道具や建材に利用されてきた竹を見直し、竹林を活かした地域活性化を目指すなど、竹林再生事業の一環としても位置づけられている。
竹灯篭は、公園内の木道と湿生地の中央にたたずむ厳島神社（弁天様）の周囲、参道の石段、芝生広場などに並べて点灯。空が暗くなるのにつれて炎が輝きを増し、幽玄な光の世界が広がる。趣向を凝らした竹灯篭のオブジェにも注目だ。
5時半から点灯スタート
当日は午後１時からマイ竹灯篭製作（無料）と竹細工作り（１００円）を随時行う。誰でも参加可。点灯式は午後５時30分に始まる。竹灯篭に火をつけたい人はライター（柄の長いものが便利）を持参。
会場には大正琴の調べが響き、中井町商工会と地元有志による飲食ブースが出る。点灯時間は午後８時30分まで。なお、荒天時は翌日25日（日）に延期となる。
交通は秦野駅から二宮駅北口行バスで「北窪入口」バス停下車、徒歩１分。車の場合は県道秦野二宮線を二宮方面へ。中井電話局前交差点を右折し、テルモ研究開発センターの臨時駐車場へ。会場まで無料シャトルバスを利用できる。
問い合わせは中井町環境経済課【電話】０４６５・８１・１１１５へ。同町ホームページに案内図などを掲載。
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