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秦野版 公開:2014年6月7日 エリアトップへ

西中学校 校舎解体前に見学会 6・7月に2回開催

公開:2014年6月7日

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第一棟校舎の教室
第一棟校舎の教室

 西中学校体育館と西公民館の複合施設建設に向けて、西中学校(関野信好校長)の第一棟校舎が夏休み中に解体されることになった。これを受けて、同中が第一棟の見学会を6月21日(土)と7月5日(土)に開催する。

 「卒業生の思い出が詰まった校舎。解体する前に見学してもらい、当時に想いを馳せてもらえれば」と関野校長は話す。

 第一棟校舎は、西秦野町立西秦野中学校時代の1962年、市内で2番目となる鉄筋コンクリート造の2階建て校舎として建設された。普通教室のほか技術室などの特別教室を備え、東側の一部のみ3階建てという構造になっていた。3階部分は生徒会室として利用されていたという。

 翌年には市との合併により「西中学校」と改称され、以降、3年生の教室として使用されてきた。しかし、耐震性の問題から2008年度で校舎としての利用を停止。その後は倉庫として秦野市の備品などが置かれていたが、現在も当時の面影を残す教室や、1978年度の第10回文化祭で作成された落花生による壁画が校舎内に残されている。

複合施設の建設に向け

 秦野市は「公共施設再配置計画」を2011年3月に策定し、この中で老朽化する同中体育館と西公民館を複合施設として建て替えることを計画している。その第一段階として公民館や体育館、プールなどの複合施設を新しく建設する予定の国道246号線側用地を確保するため、第一棟の取り壊しが行われることになった。解体作業は学業に影響を与えない時期として、夏休み期間中に行われ、更地にするという。

 この決定を受け、同中では「解体について広く卒業生に知らせると共に、思い出の校舎を見てもらおう」と見学会を企画した。日程は6月21日と7月5日の2回で、午前10時から正午まで。耐震性が十分でないことからヘルメット着用とし、見学には事前の申し込みが必要となる。

 同中同窓会会長の小室英俊さん(1967年度卒業)は「3年生の校舎として使っていたので、卒業アルバムの写真を校舎の周りで撮ったりしました」と当時を振り返る。同窓会メンバーで7月に校舎の見学も予定しているという。「遠方に住む卒業生には良い機会だと思う。解体後は新しい施設が建つことになっているので、地域の人が使いやすい施設にしてもらえれば」と話していた。見学の申し込みは同中【電話】0463・88・0022へ。

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