７市町村が連携 スマホでスタンプラリー 「丹沢大山」アプリをリリース
秦野市のチェックポイント、鶴巻温泉弘法の里湯では「丹沢はだの３兄弟」が画面に登場
丹沢大山周辺の７市町村等で構成する、丹沢大山観光キャンペーン推進協議会（会長市：秦野市）が、地域内の観光地などを巡るスタンプラリー形式のスマートフォンアプリ「丹沢大山」をリリースした。
同協議会の構成メンバーは秦野、厚木、伊勢原市と愛川、松田、山北町、清川村、神奈川県と各観光協会、公共交通機関で、丹沢大山国定公園を中心とした観光振興の活動を行っている。
ここ数年の登山ブームもあり丹沢大山にも都心などから多くの登山者が訪れている一方で、山以外の観光地や地域の商店、飲食店などに人が流れていない状況があるという。
スタンプラリーは、７市町村に設定したチェックポイントを訪れ、スタンプ代わりにスマホのカメラで記念写真を撮影して集めるルール。観光客や市民に地域内の回遊を促しながら、地域経済への波及効果につなげたい考えだ。
チェックポイントは【1】宮ヶ瀬ダム（愛川町）【2】県立七沢森林公園（厚木市）【3】大山寺（伊勢原市）【4】宮ヶ瀬商店街（清川村）【5】鶴巻温泉弘法の里湯（秦野市）【6】松田山ハーブガーデン（松田町）【7】ぶなの湯（山北町）。
チェックポイントでアプリを起動すると各地域のご当地キャラクターが画面に登場し、合成写真が撮影できる（松田町・山北町は施設のエンブレム）。すべての写真を集めると、達成を祝う画面が登場する。
同協議会では、今後すべてのスタンプを集めた参加者に記念品もしくは賞品などを用意する方向で、今年度中の実施に向け計画を進めている。さらに今後の展開として、スタンプの画面提示で飲食店や商店等で特典が受けられるようなサービスも検討しており、これから参加事業所等を募っていく予定だ。
事業の中心的役割を担った秦野市観光課では「チェックポイントはバラエティに富んでいる。ファミリー層を中心に楽しんでもらいたい」と話している。
アプリは無料でアンドロイド、アイフォーンともに対応。アップストア、グーグルプレイで「丹沢大山」で検索。
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