日本浪曲(ろうきょく)協会の富士路子会長ら3人による「浪曲宴遊会」が11月9日、東海大学前駅すぐのライブカフェミッシェルで開かれた。
浪曲とは、三味線を伴奏に語りや歌を独演する語り物の一種。江戸末期に大阪で成立し、「浪花節」とも呼ばれている。
今回の演目は、生き別れた親子が偶然にも再会を遂げる「慈母観音」など3つ。富士会長の師匠である伊丹秀敏氏が芸歴72年の三味線さばきを披露した。
当日店内は満席。「笑い」の場面では会場が沸き、目を閉じて人情話に聴き入る人や、演奏に合わせて指でリズムをとる人もいた。
富士会長は「浪曲は聴く力、想像する力を使う。今は子ども向けの話もあるので、子どもたちにもぜひ聴いていただければ」と話す。
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