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秦野版 公開:2014年12月18日 エリアトップへ

公衛会に厚労大臣感謝状 献血事業の功績に

社会

公開:2014年12月18日

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今年のたばこ祭でも献血を呼び掛けた秦野公衛会
今年のたばこ祭でも献血を呼び掛けた秦野公衛会

 秦野公衛会(北畠尚子会長)が行ってきた長年の献血推進事業に、厚生労働大臣から感謝状が授与された。第50回献血運動推進全国大会で決定し、11月29日に感謝状を受け取った。

 公衆衛生の知識を高めるとともに知識を地域に還元し、住民の健康づくりと健康知識の普及に努める秦野公衛会が発足したのは1974年。当時の秦野保健所で行われた「公衆衛生地区指導員養成講座」の修了者84人をもって構成員とした。現在は市で行われる「健康推進員養成講座」の修了者を入会の条件としており、会員数は140人だ。

 感謝状を受けた献血推進事業は発足当時から継続している活動。市内では9月の「秦野たばこ祭」、11月の「市民の日」の会場で、同会揃いのエプロンを身に付け、プラカードをもって献血の協力を訴える行進を行っている。呼びかけに応え、平均して約50人が献血に協力するという。

 北畠会長は「途切れることなく続けてきたことが評価されたと思います。会が40周年を迎えた年にいただけてとてもめでたく、ありがたいです」と話した。

「健康寿命をのばしましょう」

 同会の活動は献血だけではない。自主開催の「健康づくり体操」や公園で行う「ご近所体操」、市近郊を散策する「ウォーキング」など地域に密着した健康維持活動の担い手だ。

 1つの公園で70人以上が参加するご近所体操は、しぶさわふれあい、南矢名つくだ、さかえちょう公園で行われ、ラジオ体操、さわやか体操、ころばんよ体操などを組み合わせ30分程行う。体操の目的は第一に健康維持だが、「ご近所の顔を知る」という目的もある。「顔を知っていれば何かあった時にどれだけ心強いか」と北畠会長。参加者は自分の体力に合わせて身体を動かしている。

 同会の合言葉は「健康寿命をのばしましょう」。医療の進歩で平均寿命が延びたが「いつかは介護のお世話になるかもしれない。でもその日を1日でも遅らせよう」との思いで体操や、会員親睦事業などを行っている。北畠会長は「参加者や会員が楽しみ、喜んでくれるように考えながら今後も活動していく」と話した。

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