新たに停車するバス
東名秦野バスストップに停車するバスが、４月３日から新たに４便増えた。杉崎観光バス（株）（小田原市）が運行する名古屋・大阪・鳥取行きの夜行高速バスで、夜行バス路線の停車は今回が初となる。
秦野市は、東名高速道路の秦野中井インターチェンジにある東名秦野バスストップを「鉄道を補完する公共交通」として位置づけ、利用環境の改善や利便性の向上に取り組んできた。２０１３年には利用者駐車場の供用を開始したほか、停車路線の拡大に向けて交通事業者との交渉を実施。現在は、小田急箱根高速バス（株）が運行する新宿・箱根路線と横浜・羽田空港路線、東京から静岡間を結ぶＪＲバス関東・ＪＲ東海バスの東名ハイウェイバスの３路線が運行されている。
「これまでは下り方面については、静岡駅行きしかなかったため、静岡以西への利便性も図ろうと、交通事業者と交渉をしてきました」と公共交通推進課。その結果名古屋・大阪・鳥取方面への既存バス路線を持つ杉崎観光バスの協力を得て、４月３日から新たな路線が加わることになったという。
新たな運行ルートは４便。名古屋方面（ミッドランドスクエア前）は、木曜〜日曜日運行往復便と土・日・祝日運行往復便がある。大阪方面（梅田）は毎日運行となり、往復１便。下りは神戸三宮行きとなる。また、鳥取方面は木〜日曜運行で往復１便。途中、長岡京と梅田にも停車する。
バスは事前予約制で、運行日の１カ月前からインターネットhttp://www.busbookmark.jpかＳＵＧＩＺＡＫＩトラベルサポート（【電話】０４６５・３９・３９１０）で予約できる。空席がある場合のみ、当日乗車が可能。
同課は「公共交通機関の利用促進の一環としてできるところから始めた。高速バスの路線が増えることで、市民に交通手段の選択肢が増えることとなる。今後も、新規路線の拡大に取り組んでいきたい」と話している。
|
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
