丹沢アートフェスティヴァル 芸術に染まる１カ月 作家100人、45会場が参加
イベントのパンフレット
秦野市を中心に、市民芸術愛好家やプロまで１００人以上の作家が参加する「第９回丹沢アートフェスティヴァル」が４月29日に開幕。主催はＴＡＮＧＥＩ実行委員会。今回は５月31日（日）まで、45会場で作品展示や音楽、演劇など多彩な催しが予定されている。
同イベントでは「アートが溢れる アートで賑わう」をコンセプトに期間中、絵画や陶芸ほかのアート作品、音楽の演奏、演劇などを楽しめる。大人から子どもまで参加できるワークショップは18会場で実施。
作家たちは、常設ギャラリーだけでなく自宅の一室や商店の一部、公民館なども発表の場として参加しているのも特徴のひとつ。通常は公開していない芸術家のアトリエの会場では、展示している完成作品だけではなく、使用している道具やアトリエに満ちる創作への空気なども感じられると見学者に好評だという。
イベントの趣旨に賛同して、市外から参加するギャラリーも年々増加。今回は秦野市のほか平塚、伊勢原、小田原、南足柄市と二宮、大磯、大井、松田町から16ギャラリーが参加している。
ＴＡＮＧＥＩ実行委員会の委員長の竹村健さんは「『芸術』というと少し敷居が高いと思われがちですが、イベントを通じてより身近にアートを感じていただきたい」と話す。
恒例のスタンプラリーは、各会場を巡りスタンプを10個以上集め抽選会に参加すると作品などが当たる。スタンプ台紙や、参加ギャラリー情報等が掲載されているパンフレットは、秦野市役所（観光課）、市観光協会、市文化会館、各公民館、市立図書館、郵便局（本局、駅前、南が丘、渋沢、東海大前）などで入手を。
５月２日 オープニングコンサート
オープニングコンサートを５月２日（土）、東海大学前駅前のタウンニュースホールで開催。午後１時開演（30分前開場）で入場無料。
イベントの詳細はホームページhttp://tanzawa-art.main.jpでも確認できる。問い合わせは事務局（ぶらっすりー千元屋内）【電話】０４６３・８８・７１１７へ。
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