『負けないで』のＣＤジャケットの故・坂井泉水さん
秦野市が、渋沢駅のＺＡＲＤ駅メロ採用と市制60周年を記念して、ＺＡＲＤの楽曲『負けないで』にのせて市内名所をＰＲする動画を作製する。観光地等で撮影した市民らの歌声をつなぎ合わせていく構成で、市では現在動画の出演者の公募を行っている。
『負けないで』は、秦野市にゆかりのある故・坂井泉水さんがボーカルを務めたＺＡＲＤを代表するヒット曲。
坂井さんが学生時代の通学や、デビュー間もない頃に都内のレコーディングスジオに通う際に利用していた小田急線渋沢駅で、昨年12月23日から駅メロとして同じくＺＡＲＤのヒット曲『揺れる想い』とともにホームで流れている。
市では今年度、市制60周年記念として４編の動画を作製。出演者を公募しているのはその中の「秦野市民による名所ＰＲ編」。完成した動画は11月３日、市文化会館で開催予定の「市制施行60周年記念式典」で初上映する。その後は、市内外のイベント会場やインターネットの動画配信などを行う予定だ。
１グループ約５秒
出演者の対象は、市内在住、在勤、在学の人または市内に主な事業所がある民間事業者や市内で活動している団体。募集は15組程度で１組当たり８人まで。高校生以下のみのグループの場合は、代表者を18歳以上（高校生不可）とし撮影も代表者が立ち会う。
出演は１グループ５秒程度で、歌う歌詞の指定はできないが撮影希望場所は相談できる。撮影は練習を含め１時間程度の予定。
希望者は、市ホームページや市広報課、各公民館、駅連絡所にある応募用紙に必要事項を記入し、市広報課まで郵送または持参。同課宛メールkouhou@city.hadano.kanagawa.jpからも応募可。５月15日（金）締め切り。応募者多数の場合抽選。
同課では「秦野の魅力を発信して観光客の増加、また市民の皆様には郷土への愛着を深めてもらえれば」と話している。問い合わせは同課【電話】０４６３・８２・５１１７へ。
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