スペイン人選手と交流（根本さんは手前右端）
７人制サッカー「ソサイチ」の日本選抜選手として、曽屋在住の根本昌弥さん（22）が６月19日から開催された、スペインの７人制全国選手権に出場した。
スペイン国内を中心とした30チームに混じり参加した日本チーム。根本さんはディフェンスとして、日の丸が描かれたユニフォームを身につけ出場した。20日に行われた試合では、バルセロナのチャンピオンチームを相手に根本さんが得点。「強豪チームとの試合でゴールを決めることができて嬉しかった」と喜びを口にした。惜しくも予選リーグで敗退したが、「世界との壁を感じた」と振り返る目には新たな目標へのやる気が満ちる。
大会後に行われたエキシビションマッチでも得点を挙げ、チームに貢献した根本さん。21日のスペイン選抜チームとの試合で、日本チームはＰＫ戦に持ち込み勝利を収めた。根本さんは「負けが続き恥ずかしくて帰れないと思っていたが、監督からの檄を受け、気持ちを前面に出すことで勝つことができた」と話した。
普段はサッカーの社会人チームや、フットサルで友人らと汗を流している根本さん。仕事をしながら、アマチュアとして夜の練習に参加したり自主トレーニングに励んでいる。小学生からサッカーを始め、中学卒業後はスポーツ専門学校に入学。社会人になってからソサイチに出会い、アマチュアでも定期開催される大会へ、本格的に出場するようになった。まだまだ知名度が低いソサイチ。「自分のプレーを見て、子どもたちが始めてもらえると嬉しい」と普及を願っている。
日本選抜のユニフォームを持つ根本さん
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