夢工房片桐さん（左）と作者の増田さん（右）
７月８日市内の出版社「有限会社夢工房（秦野市東田原）」の片桐務代表取締役が秦野市庁舎を訪問し、古谷義幸市長に同社が制作・発行した書籍を寄贈した。
今回同社では、戦後70年の節目にあたり、戦争の惨禍を次世代に引き継ぎ、子供たちに平和を守る意識を高めてもらおうと、市内の幼稚園、こども園、保育園各校に対して満州の収容所での出来事を描いた絵本「ともちゃんのおへそ」と「来なかったサンタクロース」を寄贈。また市内の各小・中学校に対しては昨年ＴＢＳでドラマ化された「遠い約束〜星になったこどもたち〜」の原作の「戦場のサブちゃんとゴン」と「約束」の２冊を贈った。
この日はこれらの本の作者の増田昭一さん（87・小田原市在住）も同席。「私自身が体験した悲しい話ですが、戦争の惨禍を忘れて欲しくないと出版した。是非子どもたちに読んで欲しい」などと話した。
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