一歩ずつ、着実に
▽「四耐四不（したいしふ）―発展のために一歩ずつ努力―」を方針として掲げた。四耐四不とは、事を成すために耐えるべき４つのこと（冷・苦・煩・閑）としてはいけない４つのこと（激・躁・競・随）を述べた中国清時代の政治家の言葉。「何事も順調には進まないものですが、謙虚に一歩ずつ努力していきたい」と抱負を語る。
▽会員数は19人。人数こそ多くはないものの、積極的な活動で社会奉仕を行ってきた。今年度も献血や花壇整備、市内の小学校で実施している盲導犬普及活動など、これまで継続してきた事業を着実に実施する考えだ。また会員同士が気持ち良く活動できるクラブ内の環境づくりはもちろん、対外的なアピールを行い会員増強にも力を入れる。
▽父が起業した秦野交通（株）を継ぎ、代表取締役を務める。地元の交通事業者として、交通手段がない市内地域でのデマンド型乗合タクシーの運行も実施。地域貢献を行っている。ＬＣへの入会は父に勧められて。「人前で話すのが苦手だった」そうだが、公の場で話す機会が増え「今は少し慣れました」と笑う。会での活動が自己啓発の場にもなっているようだ。
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