講演会のポスター
自然観察施設くずはの家で自然観察ボランティアとして活動している「えのきの会（北林文夫会長）が、設立10周年記念事業を８月20日（木）から23日（日）の４日間、秦野市文化会館小ホール他で実施する。入場無料。えのきの会と秦野市の共催。
えのきの会は、２００６年に発足。くずはの家で行われている自然観察指導員研修の修了者が任意で加入し、目的に沿って研修をしたり、定期的に観察会を開いているボランティア団体。会員は、秦野市が市内の小中学生を対象に実施している自然環境関係の教育及び普及活動への協力や支援等も行っている。
会の中に７つの分科会（植物・昆虫・野鳥・岩石・水辺・自然と遊ぶ・動物）があり、85人の会員で構成されている。
宿題のヒントに
記念事業のメーンは、ＮＰＯ法人森は海の恋人の理事長である畠山重篤氏を講師に招いて行う講演会「森は海の恋人」。畠山氏は、京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授で、これまで行ってきた環境保全等の活動が市内の小学校で使用されている教科書「社会５年」で紹介されている。
講演会は、市文化会館小ホールで８月23日（日）、午後１時30分（１時開場）から開催される。
その他、同館展示室では、８月20日（木）から23日（日）の午前10時から午後４時、葛葉緑地の植物や市内で見られるチョウやハチの標本、葛葉峡谷の火山灰、葛葉川の水生生物等を展示。さらに、今年６月に募集したネイチャーフォトコンテストの全応募作品１２３点の展示の他、入選作品10点の表彰式等も予定されている。
北林会長は、「講演会や各種展示は夏休みの宿題のヒントがたくさん詰まっています。ぜひご家族そろっておいで下さい」と話している。
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