秦野市では10月1日(木)、市内6カ所目の子育て支援センター「ぽけっと21」を市立西幼稚園別棟2階に開設する。乳幼児の遊び場や親同士の交流の場を提供し、子育て経験者の専任アドバイザー2人が子育て等に関する相談に応じる。
新たに開設される子育て支援センターの名称は「ぽけっと21にし」。西幼稚園(並木町8の1)別棟2階の普通教室2部屋分を使用する。開設日は毎週火、木、金曜の午前10時から午後3時。対象者は未就園児とその保護者で、原則子ども連れで利用する。事前登録は必要ない。
「ぽけっと21」は、1996年にしぶさわ幼稚園内に開設されてから、これまでに大根幼稚園、すえひろこども園、はだのこども館、保健福祉センター内の5カ所に設置されてきた。利用者は年々増加しており、2012年度は年間のべ利用者数が2万5000人を超え、1日平均で37人が利用していたという。
市では、2013年に次の設置場所について利用者アンケートを実施。最も要望の多かったのが南地区で、同年10月に保健福祉センターに5カ所目を開設。駐車場の規模や保護者が同センターに検診等で訪れ慣れていることなどから利用者は更に増加。2014年度の年間利用者はのべ3万7416人で、1日平均46人が利用した。
利用者アンケートで、次に要望が多かったのが西地区。市では、「秦野市次世代育成支援計画」の中で2014年度までに子育て支援センターの6カ所目の設置を掲げていた。「西地区の選定場所に思いのほか時間がかかった」といい、今年10月の開設となった。市では「ぽけっと21にし」について、1日平均30人から40人の利用を見込んでいる。
市子育て支援課では、「保護者同士も気軽に交流でき、息抜きの場にもなる。ぜひ積極的に利用を」と話している。
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