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秦野版 公開:2015年12月17日 エリアトップへ

相原直樹選手荒籾有希選手 日本ラクロスの頂点へ 学生王者、日体大で活躍

スポーツ

公開:2015年12月17日

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全日本選手権準決勝での荒籾選手(4番)と相原選手(39番)資料提供:日本ラクロス協会
全日本選手権準決勝での荒籾選手(4番)と相原選手(39番)資料提供:日本ラクロス協会

 秦野市出身の相原直樹選手(渋沢在住)と荒籾有希選手(鶴巻在住)が所属する日本体育大学男子ラクロス部が11月28日、全日本ラクロス大学選手権大会で初優勝した。社会人チームと真の日本一を決めるラクロス全日本選手権大会でも勝ち上がり、決勝で同大会7連覇中の強豪、ファルコンズラクロスクラブに挑む。

 シュート球が時速150Kmを超えることから「地上最速の格闘球技」とも言われるラクロス。男子ラクロスでは、防具を身に着け選手が激しくぶつかり合う。

 両選手は大学からラクロスを始め、現在4年生。攻撃専門のアタック(AT)・相原選手は周りの選手を活かすプレーが持ち味で、ATのリーダーとしてチームを支える。荒籾選手は副キャプテンで、ポジションは攻守に活躍するミディ(MF)だ。

 日体大ラクロス部の今年は快進撃の連続だった。史上2回目の関東制覇、全日本大学選手権での初優勝。荒籾選手は「部内には22歳以下日本代表の選手や、ポテンシャルの高い選手がいるので、やることをやっていればいけると思っていました」と話す。

 2人が「大学選手権で特にチームが熱く盛り上がった」と話すのは準決勝の東京大学戦。6対6で4クオーターを迎え、互いにゴールを決められない中、試合は残り10分に。相手ゴールの左45度にいた荒籾選手がフェイント(ダッチ)をかけて相手の守備を抜き放ったランニングシュートが勝利を決めた。「優勝したときは泣かなかったのに、この時は涙がにじんで、チームメイトと抱き合いました」と荒籾選手は振り返る。

絶対王者OBへの挑戦

 学生王者として出場した全日本選手権では、初戦の準決勝、社会人クラブ2位のStealersを相手に死闘の接戦。日頃から徹底していた走り込みなどのトレーニングが功を奏し、チーム初の延長4回を制した。相原選手は「試合中チームメイトに声をかけた。体力も精神力も最後まで持続できた」と話す。

 決勝の相手・ファルコンズラクロスクラブは日体大ラクロス部のOBを中心に結成された社会人チームで、枠に囚われないハイレベルのプレーが特徴。相原選手が尊敬する同部のコーチ・大庭成浩(しげひろ)さんもファルコンズのメンバーだ。「走りの数、勢いで戦うしかない。頑張ります」と相原選手。荒籾選手は「自分たちにとっては勝っても負けても最後の試合。最後までラクロスを楽しみたい」と抱負を語った。

 決勝戦は12月20日(日)、東京都・江戸川区陸上競技場で午前11時から行われる。

荒籾選手(左)と相原選手
荒籾選手(左)と相原選手

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