文化会館で行われる成人式（写真は昨年）
成人の日の１月11日（月）、秦野市文化会館で２０１６年「秦野市新成人のつどい」が行われる。対象となるのは１９９５年４月２日から１９９６年４月１日までに生まれた人で、市内では男性９０１人、女性８１９人の計１７２０人が成人を迎える（２０１５年12月７日現在）。
新たに成人する若者を祝福するとともに、社会人としての自覚を促し、旧友との再会の場を提供することを目的に毎年行われている成人式。今年は『さぁ見てくれ二十歳のはばたき』をテーマに行われる。
第１部では式典を開催。昨年10月から準備を進めてきた17人の新成人のつどい実行委員会（加藤那奈委員長＝人物風土記で紹介）による二十歳の誓いや市長・議長らの挨拶、来賓祝辞、また有名人からのビデオメッセージ上映が予定されている。
第２部はアトラクション。成人を迎える世代の軌跡や、恩師からのメッセージなどが贈られる。今年は、市内全９校から教諭らが駆けつける予定だという。またこの他、抽選会なども実施される。「『さぁ見てくれ』という気持ちを前面に出した式になると思います。はばたく自分たちを見てほしい」と加藤委員長は話している。
秦野市の新成人人口は緩やかな減少傾向にあり、昨年の１７９４人からさらに減少し、今年は１７２０人。ピーク時の３５６７人（１９９３年）から半数以下となっている。出生時の１９９５年４月から１９９６年４月までの間に市内で起こった大きな出来事としては、ＪＴ跡地に建設されていた「ジョイフルタウン秦野」が11月にオープン。ジャスコをキーテナントに、専門店も85店舗出店し、当時近隣でも類のない規模のスタートとなった。そのほか、４月には秦野商工会議所と秦野市西商工会が合併。11月には秦野リトルシニアリーグ出身の原俊介氏が読売ジャイアンツからドラフト１位指名を受け、市内がお祝いムードに沸いた。
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