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秦野版 公開:2016年1月16日 エリアトップへ

中小企業に貢献し表彰 秦野給食センター

経済

公開:2016年1月16日

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曽屋にある同組合の建物
曽屋にある同組合の建物

 秦野給食センター協同組合(多田嘉之理事長・秦野市曽屋129)は、1月7日に横浜市西区のロイヤルパークホテルで開催された県中小企業団体中央会の新春賀詞交歓会と創立60周年記念表彰式で、「全国中小企業団体中央会会長表彰・優良組合」を受賞した。

 今回の表彰は、同組合が地元商店などと協力して安価で栄養価の高い安心でおいしい弁当を提供していることが評価されたもの。

 同組合の設立は1964年。当時中小企業と大企業の格差が広がる中、中小企業の福利厚生の充実を図ろうと62社が共同出資し、一部の地元商店を巻き込む形で設立された。現在101社の組合企業を始め、市内外の330の学校や幼稚園、事業所などに、1日あたり3500食の弁当を提供している。組合の形態で給食を提供しているのは現在県内では秦野給食センターだけだ。草次幸雄専務理事は「今回こうした評価をいただけたことを大変光栄に思います。創立以来52年が経ちましたが、現在でも美味しい弁当をより安くという理念で1食あたり350円からという価格で提供しています」と話す。

食品の衛生管理を徹底

 「食品なので、安心と安全には細心の注意を払っています」と話す同組合では、食品の安全に関する規格であるISO22000の認証を2007年に取得した。この基準を日常業務の中で定着させることで、職員の責任の所在を明確化し、品質改善への意識向上や食品衛生管理の徹底とレベルアップに努める。品質管理の一環として野菜や果物の洗浄殺菌に安全な酸性電解水を使用したり、盛付室・調理室に入る前に必ずエアーカーテンを通過し、髪の毛などの異物を除去するなどを徹底している。「当面は事業所主体の展開になるが、高齢社会への対応などについて将来的に検討していく必要もあるのでは」と今後の事業展開について草次専務は話した。

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