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秦野版 公開:2016年3月17日 エリアトップへ

上小学校 後輩にヒノキの机を 天板を秦野産材に交換

教育

公開:2016年3月17日

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電動ドライバーで天板を取り付ける児童
電動ドライバーで天板を取り付ける児童

 秦野市立上小学校(市川知代校長・児童83人)で3月14日、学習机の天板を「秦野産ヒノキ」の無垢材に交換する作業が行われた。卒業を控えた6年生は新1年生用も交換。「大切に使って」とメッセージを送った。

 市森林づくり課によると、秦野産のヒノキは3年前に改修された歌舞伎座(東京都中央区)の舞台や花道に使用されるなど、評価が高まっているという。

 市では秦野産材を有効活用しようと2014年8月、上小学校6年生の学習机に秦野産ヒノキを試験的に導入。1年以上の期間を経て、このほど全学年での導入となった。

 この日、全校児童は市川校長から山林の大切さなどを聞いた後、同小学校出身の大工・谷和雄さん(55・菖蒲)らとカンナがけに挑戦した。約2mのヒノキの角材にカンナを走らせて透けるほど薄いカンナ屑が出ると、児童たちは「ティッシュみたい」「いい匂い」などと目を丸くしていた。

 続く天板の交換作業では、上級生は自身の使っている机のほか下級生分も担当。6年生は「卒業記念行事」として新1年生用の12台を交換した。児童は「秦野産材」の焼印の向きなどを確認しながら、電動ドライバーで天板を机にねじ止めしていった。

 6年生の藤田恵三君は「板は思ったよりも固かった。(無垢材の天板の学習机は)キズや汚れを付けないように使ってきました。新1年生や下級生たちも、大切にこの机を使って欲しいと思います」と笑顔を見せた。

秦野産材の焼印
秦野産材の焼印

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