秦野商工会議所(佐野友保会頭)は3月25日に通常議員総会を開催し、新たに杉本秀夫氏を副会頭に選任した。任期は2018年10月30日まで。同組織では杉本氏を加え副会頭4人体制となる。
杉本氏は1946年生まれ。株式会社山本ビル(秦野市松原町2の8)代表取締役。1995年に秦野商工会議所と合併する以前の秦野市西商工会では理事を務め、合併後2000年から2003年までサービス部会の副部会長、2003年からは同部会の部会長を務めてきた。また1995年から現在まで同組織の常議員も務めている。
同会議所の会員数は今年3月末現在で2392。2015年4月の第4次分権一括法の施行に伴い、商工会議所法も改正された。これまで副会頭を4人設置できるのは、3000以上の事業所が加盟している商工会議所に限られていたが、この改正により会員数3000以下の商工会議でも最大4人までの副会頭をおくことができるようになった。
これを受けて秦野商工会議所は今回の議員総会で定款を変更し同氏を選任した。同会議所の副会頭は、佐野英之氏(有限会社金井酒造店・商業部会)、石田進氏(中栄信用金庫・サービス部会)、多田嘉之氏(多田プレス工業株式会社・工業部会)の3氏が務めてきたが、杉本氏を加え、4人体制となった。
佐野友保会頭は「今後の市内の商工業界の活性化を考えたうえで、よりアクティブに活動していくために副会頭を4人にすることとした」と指摘。また石田氏に続きサービス部会から2人の副会頭を選任したことに対し「サービス部会はおよそ800の事業所が加盟しており、会議所の部会の中でも特に会員が多い。また業種も多岐に渡っているので、より多くの会員の声を吸い上げるため」と話す。
副会頭に就任した杉本氏は「思いもかけないことだったが、佐野会頭と話したところ、商工業に対する考えや、まちづくりに関する思いに共感した。サービス部会長の経験を活かし、会頭の思いを大切に秦野のために力を尽くしていきたい」などと話した。
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