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秦野版 公開:2016年9月15日 エリアトップへ

しぶさわこども園 「地域に親しまれるように」 園歌歌詞と園章が決定

教育

公開:2016年9月15日

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表彰状を受け取った村上さん(写真上)と稲垣さん(下・右端)
表彰状を受け取った村上さん(写真上)と稲垣さん(下・右端)

 今年4月に渋沢保育園としぶさわ幼稚園が合併し開園した秦野市立しぶさわこども園(渋沢上・府川宏子園長・園児255人)の、新しい園歌の歌詞と園章が決まった。歌詞はしぶさわこども園職員の村上理恵子さん、園章は緑町在住の稲垣潤一さんのデザインが一般公募で選ばれ、8月26に古谷義幸市長から表彰状を授与された。

 秦野市は6月末まで、「園児らが覚えやすく地域住民に親しまれる案」を募集。県内外から歌詞65点、園章50点が寄せられた。

 同園は地域住民の協力を受けて特産の八重桜の摘み取りなどを行っており、その様子が盛り込まれるなど園の特色が表現された両作品が選ばれた。

 園歌は今後、世界的に活躍する秦野市出身の指揮者・山田和樹さんが作曲する予定。歌詞も村上さんの原案を基に、山田さんがアレンジを加えて曲を作り上げるという。園章は、入学式などの式典で掲示される園旗などに使用される。

「園児の成長を願い」村上さん

 子どもの頃から詩が好きだったという村上さん。前身の渋沢保育園の時から務めており、募集を聞き、子どもたちのために何かしたいと2、3日で書き上げた。

 自然豊かな渋沢の町や支えてくれる地域の人々に感謝をするとともに、子どもたちに園や地域を大好きになってもらいたいという思いを、1つひとつのフレーズに込めて歌詞にした。

 自身も幼少期に歌った園歌を記憶しており、園児らが成長しても覚えていてくれたらと願う。「恵まれた環境でたくさん遊んで、未来に向かって大きく育ってほしい」

「愛されるデザインに」稲垣さん

 デザイン関係の仕事に就き、プライベートでも地域イベントなどのシンボルを考案するなど活動している。今回の募集は地元愛とともに、6歳と2歳の娘を育てる父親として、より一層の思いを持って応募した。

 考えた案は十数パターン。書き始めた頃は自分の好みに寄っていたというが、夫人からアドバイスをもらいながら、「誰が見ても可愛いと思えるようなデザイン」を目指し、納得いくまで思考を重ねた。

 園名の「わ」の1文字だけがピンク色。人がつながる「輪」と平和を願い、たくさんの人が集う場所になればと思いを込めた。

選ばれた園章
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