神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2017年1月5日 エリアトップへ

秦野曽屋高江原北斗さん 全国英作文コンで優秀賞 「大人への第一歩」テーマに

教育

公開:2017年1月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
受賞を喜ぶ江原さん(右)と英会話サークルの山本顧問
受賞を喜ぶ江原さん(右)と英会話サークルの山本顧問

 県立秦野曽屋高校の2年生、江原北斗さんが、第55回全国高等学校生徒英作文コンテスト「2年・3年生の部」で優秀賞に輝いた。同コンテストには全国から2万4881作品の応募があり、昨年11月に入賞者が発表された。同部門で優秀賞に選ばれたのは5人のみ。

 同コンテストは、全国英語教育研究団体連合会(磯部篤会長)が高校生の英語力や英語による発表能力の向上を目的に毎年行っている。「1年の部」「2年・3年の部」それぞれで校内審査を行い、学校代表作の中から、大学教授らによる審査員が選考した。

 江原さんが応募した2年・3年生の部では、共通題「Age 18: The First Step of Our Adulthood」(18歳/大人への第一歩)に沿って、301〜600語の英作文をつくる。同部門に1万3706作品が応募される中、最優秀賞1、優秀賞5(江原さんを含む)、優良賞10、入選104が選ばれた。

 江原さんは、a promise on a personal basis(人との約束)、a promise in public(公共のルール)、そしてa promise with yourself(自分自身との約束)の3つで作文を構成。約束を守ることで人との信頼関係を築き、自身の目標を達成する中で、大人になっていくのでは、と結論づけた。

 審査員から、高校生らしい真面目な主張、文章構成などが評価された。

「約束を守る」シンプルな主張

 江原さんは1年生のとき「苦手な英語を克服できたら」と、同校の英会話サークルに入会。サークルでは各自が自主的にスピーチコンテストなどに応募しており、「スピーチよりは、やりやすそう」という理由で英作文コンテストを選んだ。

 「大人への一歩とは何だろう…」。夏休み、周囲の大人たちを見ながら共通テーマについて考える中で、約束を守ることの重要性に気づいたという。

 夏休み明け、作文を添削した英会話サークルの山本健央顧問は「高校生らしいシンプルなメッセージや、大人になる上で忘れてはいけないことについて書かれていた。審査でもそれが評価されたようです」と話す。

 江原さんは「応募数の多いコンテストなので、まさか自分が受賞できるとは思っていませんでした。授業の予習・復習をすること、朝遅刻をしないことなど、自分との約束を今後も守っていきたいです」と話した。

秦野版のトップニュース最新6

各種地図をまとめて閲覧

秦野市

各種地図をまとめて閲覧

デジタル化の一環

5月3日

カーネーション出荷ピーク

カーネーション出荷ピーク

市内農家で摘み取り進む

5月3日

「秦野ジビエ」新しいロゴに

「秦野ジビエ」新しいロゴに

東海大生がデザイン考案

4月26日

弘法の里湯周辺も会場に

鶴巻温泉春まつり

弘法の里湯周辺も会場に

飲食ブースなど充実

4月26日

文部科学大臣表彰を受賞

秦野市立末広小学校

文部科学大臣表彰を受賞

読書活動の推進を評価

4月19日

移動販売車で買い物支援

セブン-イレブン

移動販売車で買い物支援

市内の高齢者施設などへ

4月19日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 10月27日0:00更新

  • 10月20日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook