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秦野版 公開:2017年2月11日 エリアトップへ

秦野市 施設管理の基本方針策定 パブリック・コメントを実施

政治

公開:2017年2月11日

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 秦野市はいわゆるハコモノ及びインフラの更新や統廃合、長寿命化についての方針を定めた「秦野市公共施設等総合管理計画(案)」を公表した。2月28日(火)までパブリック・コメントを実施し、市民から広く意見を募っている。

 同計画は、地方自治体が公共施設などの再編や長寿命化を進めるにあたり、指針となる計画として総務省の通知に基づき作成されたもの。これによると、市庁舎や公民館などの公共施設である『ハコモノ』、道路や橋りょう、雨水管といった『インフラ』は、将来的に大規模改修や老朽化による更新が必要であり、一般財源ベースで秦野市の将来費用は40年間で年平均39・2億円かかると試算している。これに対し、人口の減少や少子高齢化などによる一般財源の減少により、充当が可能な一般財源相当額は13・6億円で、年平均25・6億円の財源不足が見込まれる。同計画では、これらを解消するために5つの視点を設けてマネジメントを行う方針を掲げた。

個別計画は11年度から着手

 秦野市は全国に先駆けて2011年度から「公共施設再配置計画」を策定し、公共施設など『ハコモノ』の統廃合や再編に取り組んでいる。同計画はこうした個別施設計画の上位に位置づけるもので、改めて公共施設等にかかる費用を試算し、将来的な財源の不足分を明文化することで、どう解決していくかを検討するための指針となるという。

 公共施設マネジメント課によると今回、具体的な数字が出ることで、長期的に公共施設等の見直しを図ることが出来るという。「パブリック・コメントで多くの市民に計画案を見ていただき、広くご意見をいただければ」と話している。

 同計画案は市ホームページのほか、行政情報閲覧コーナー(本庁舎3階)、公民館などで閲覧できる。パブリック・コメント手続は2月28日までで、メールやファックス、郵送、もしくは同課まで直接持参で意見を受け付ける。同計画はパブリック・コメントを経て、3月末までに策定。2017年度から2050年度までを計画期間として、これに基づいた個別施設計画を実施していく予定。問い合わせは同課【電話】0463・82・5122へ。

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